たのしくも悩ましき、春の夢

タカラヅカ、観劇前ランチ、ひとり暮らし

舞台は役者を見にいくモノ。星組大劇場新人公演『眩耀の谷』観劇!

 

星組大劇場新人公演『眩耀の谷』観て来ました〜。結果はひとこと、めっちゃ面白かった!

 

主演は初主演となる碧海さりお君(研5)。

とっても初々しく演じておられました。芸達者というファンのイメージを裏切らない安定感と、新公ならではのフレッシュさを爆発させてました!

子供を失った瞳花ちゃんを力づけるところ、思わず引き込まれて涙しちゃったなあ。

髪型のせいもあるけれど、沖田総司って感じでした。少年以上、青年未満。

この初々しいく演じられるお役っていうのがおいしいな〜と。

どういうことかというと、本役を演じるのはもちろんトップスターまこっちゃん。まこっちゃんはトップの看板も背負っているので、多分だけど、あまりに初々しく演じられないのだと思う。

礼真をちゃんとトップスターのお役に見せなければならない。トップとしての貫禄や存在感を示しつつ役として舞台に立つ必要があるんだ。

まこっちゃんの丹礼真に違和感を感じたことはない。むしろ若々しいまこっちゃんにぴったりのお役だと思った。

でも、いかにも新人です!若者です!って初々しさで、のびのび演じてるさりお君を観ていると、ああ本来はこういうお役なんだと納得できた。

さりお君の礼真はとっても無邪気で明るくて、ほとんど少年に近い。序盤でキラキラ、仲間とキャッキャはしゃいでいる少年が、現実世界の裏も知って少し大人になるお話にも見えました。

さりお君の可愛らしい礼真に舌を巻きつつ、まこっちゃんは本公演で「若者」と「トップスター」を同時に舞台に出現させているんだなあって気づいて、それってさらっと見過ごしてまっているけど、実はすごいことだなーと。

あと、新人公演で主演をするならこういうお役の方が(比較的)演じやすいのかもなあ、と思いました。少なくとも黒豹のオダリス大佐(だっけ)みたいな円熟期のトップスターの色気と渋さを最大限に引き出す(という目的で作られた、と想像される)お役よりは演りやすいんじゃないか。そういう意味でもおいしいなーと。

 

瞳花ちゃん役の桜庭舞ちゃんも、さりお君に負けず劣らず、まってました!感がある、ようやくの初ヒロイン。組替えで星に来てから今まで、本公演のショーで目立ちまくっている印象があるけど、初のヒロインなんですねえ。本当に意外。

桜庭舞ちゃんは持ち味がお姉さんだから、さりお君の一期上ということもあって、ヒロインでかつ子を失った母親というお役にぴったりでした。ひっとん自身はお姉さんというより少女の持ち味が強いから、どちらかというとお顔立ちが華やかで大人っぽい桜庭舞ちゃんの方が似合っているお役だと思う。でもそれを差し引いても本当に上手くて引き込まれました!

目が見えない、という表現をしっかりしている印象。礼真を探して宙に手をさまよわせるのが、すごくリアル。

正直どうしてヒロインの目が見えない設定にしたのか未だによく分からないのだけど、(哀れさをさそうため?)

桜庭舞ちゃんの瞳花ちゃんは、母親の強さと、目が見えなくていつも誰かの補助を必要とする、守ってあげたくなる感じ(この表現は適切でないかもだけど)

その二つが合わさってなんともいえない魅力的なヒロインだなあと思いました。

あと、最後に2人で立つ時も、目の見えない瞳花とそれを気遣う礼真という感じがすごくしました。

礼真が瞳花に手を差し伸べるのがなんか自然でいい感じで、2人の間に時の流れを感じるの。しばらくの時がながれて2人の間に子供ができたあと、ていうのがその仕草に現れていて、ああいいなあっていうか、見事だよなあ(新公だよね?)と思いました。

 

天飛華音ちゃん、謎の男。ちゃーんと謎の男に見えました。何かをしゃべったあとの、なんか含みのある感じ。言うことを残して全部言わない感じ。こいつはナニモノ?と観客の意識に引っかかりを残していく感じ。笑いをとるとこも、本役さんとは変えて笑いを取っていて、うまいなあと思いました。っていうか、「桜花に舞え」の「イワクマでごわす」の一言からずーっとうまいよね、華音ちゃんって。もーいっかい、もっとシリアスなドラマで主演を観たいよなあ。

 

極美慎ちゃんの管武将軍。ビジュアルは本役さんにも負けてません!

そして演技の方も、こんな言い方は失礼だけど、上手くなっているよね。ますます拙さがなくなっていく、というかナチュラルに、どや〜あっと舞台に立つ感(わかります?笑)存在感と自然に舞台に居る感じが、ますます増しているなあと思いました。

初主演された時は手に汗握る、というか相手役さんも手に汗握る系だったんで、本当に客席が固唾をのんで見守っていた感があったので…。ああ懐かしいなあ。綺麗です。美しいです。とにかく。今のトップさんのお役を演るのは難しいと思うけど、真ん中で輝くヒトだよ、ほんとうに。

 

夕陽真輝ちゃん、宣王。お歌がうまいので定評があるけど、やっぱり上手かった。でもおひげで顔が隠れちゃっている感がもったいない気も。最初誰だかわかんなかった。それにしても、下級生みんな歌上手いよね。あまりでかい声では言えないけれど、コーラスも本公演より迫力ある様に感じました。素晴らしかったです。

都優奈ちゃんだと思うんだけど、最初の村でのソロも、すっごく聴きやすくて物語に引き込まれる感がありました。

 

今回お顔をしっかり認識したのが、紘希柚葉くんのカイラ(円刀)と御剣海くんのクリチェ(矢と矢筒)。お二人ともお顔は今までモブで散々観て来たけれど、カッコいいお役で認識したのは初めてだと思う。こういうザ・カッコいい男役みたいなお役、ファンは嬉しいでしょうね。わたしはファンじゃないけど、いかにも美男子2人で、嬉しかったです。

「どうする?」「お前の考えてるのと同じだ」「じゃあ行こう」みたいなやり取り!!(うろ覚え)

ナニこの萌えセリフ。柚葉くんと海くんにノックアウトされた…とまでは言わなくても、軽く目が覚めましたー。

少なくとも今後の本公演を見る時の、オペラを向ける範囲に多大な変革が起きそうです。お二人を積極的に探すと思うの。

 

あと本公演のダブルトリオではいつも目がいっちゃう瑠璃花夏ちゃんの、ナレーター春崇ちゃん。本役さんは、こういうお役をするには今まで散々汚れ役とか、個性的なお役を演じすぎている様に思っていたので、(演技力に対して役が不足しているように見えて物足りない)初めての大役をまかされた瑠璃花夏ちゃんには、このヒロインじゃないのに、ヒロインヒロインしたお役がぴったりに感じました。

いかにも鈴の鳴る声、っていう感じでしゃべるのがうまい。お歌もうまい。うまいけど物語の外にいるお役だから出しゃばらないうまさで、なんというかすべてがちょうどいい、という感じ。

 

舞台って、お話じゃなくて役者を見に来るものだ、っていうのが一理あるなあ、とつくづく思える新人公演でした。

 

ところで客席の本役さん*1たちはもちろん、客席でもマスク目立っていましたね。早く終息してほしいですけど、こればかりはどうしようもない。うがい手洗い除菌スプレーマスク、あとは祈るだけ。今年の宝塚の舞台が何事もなく運営されてほしいものです。

*1:余談ですが、学年順で入場されてました。だからひっとんは一番最後。かつて月組のちゃぴちゃんがした様に出演はしないのですね。この辺ってどうやって決まるんだろう?個人的にはトップコンビが並んで観劇するの、微笑ましくみちゃったりするんですけど、、まあ上級生には観劇もお仕事ですもんね。勝手な期待は御門違いでしょう。学年順だからまこっちゃんも真ん中で、ああほんとーに若いトップさんだなあとキャトルレーヴの上を見上げる度に思うことを、ここでも思ったのでした。

最強のフィナーレナンバー!「赤と黒」御園座公演ー初日観劇の感想ー

 

御園座公演、「赤と黒」の初日を観て来ました。中日劇場より名古屋駅から近くなりましたねー。名古屋の街は、方向音痴のわたしにも歩きやすい碁盤の目。(歩き出す方向さえ、いきなり間違えなければね☆)中日劇場の時も歩いていた自分には楽勝。延々と東へてくてく(25分くらいはかかります…。)

電車で行く場合の最寄駅は、地下鉄東山線の伏見駅です。6番出口から出て、ほとんど目の前です。

 

けっこう長いフィナーレが付いてました!わーい。

イケコ作品みたいに、最初にかなと君が1人で出て来る。赤と黒をイメージした(多分)変わり燕尾がかっこいい。テーマソング的に赤と黒を歌ったあと、男役と娘役の豪華なリフトありの群舞、(私の海馬は頼りないので順番バラバラかも。)

さくらちゃんが娘役を引き連れての群舞、娘役群舞はないことも多いので、単純に嬉しー。

そして男役群舞!たまきち君が最初に出て来て、黒燕尾に赤い模様が入ったお衣裳が超ハンサム。群舞がなんと最後は客席降りになっていました。フィナーレ客席降りって初めて観たかも。

残念ながら、たまきち君は降りません。後からささっっと出て来た娘役に囲まれて、ゆんゆんされてます。

でもそれ以外の男役さんは、れいこちゃんまで全員客席降りされていたと思う。れいこちゃんは、アレですよ、ショーでトップさんが客席降りする時、最前列の前を通ってウィンクされたりしてるアレ!(ややコーフン気味)2席くらいに、きっちり指差し&ウィンクしたました(いーなー)

でも前列ってトップさんのお客様とか座っていたりするから、やりにくくないのかな?それとも、そういうのって関係ないのかしら。

まさかの客席降りでそのあと記憶がないのだけれど、デュエットダンスでしたでしょうか。

たまきち君の黒いお衣裳とさくらちゃんの赤いお衣裳の対比も鮮やかに、やっぱりたまきち君はリフトぐるぐるされてました。なんか彼(←って言いたい)の十八番になってる感あるリフト。

そのあとパレードです。パレードではれいこちゃんがフーケ(主人公の友人ね)じゃなくて、コラゾフ公爵のカッコで出てきたのが、なんかウケた。

そりゃ、コラゾフ公爵の方が見た目が派手で目立つけれど、お役自体はただの賑やかしだし。居なくても話進むし。ただ2番手役の人が二幕目に出ないとまずい、っていうとってもタカラヅカな理由で存在するお役だし。

なのにフィナーレでその姿で出てくるっていう。フィナーレ全体もそうだけれど、思いっきりサービスするから是非観に来てね!!という劇団の切なる願いを感じてしまったよ。

たまきち君は、ポスターの様に白いフリフリシャツに赤い帯に黒いパンツのシンプル格好いいお姿でした。

 

フィナーレから感想を書いたけれど、フィナーレが良かったっていうより…や、良かったですよ。なんか本気の、客席を喜ばせたい!って意気込みを感じました。でもそれより何より、他に良い感想を書くのが難しい。

 

わたしはたまきち君が好きだ。さくらちゃんにだってそんなに悪い気持ちは持っていない。柴田先生だって、ちょっと古いよなーと思うけれど(ちえさんのさよならとか、オイオイナンジャコリャと思ってしまったけれど)「仮面のロマネスク」とかは好きだし、今回も楽しめるのではないかと思っていた。でもゴメンこれは違う、わたしの観たいものじゃないと思ってしまった。

 

ジュリアンは赤=愛と黒=野心との間で苦悩するお役だ。でもジュリアンの〝愛〟って権力欲とない交ぜになった、支配欲でしかない。少なくとも死刑を宣告させるまでずっとそうだ。相手を支配したい、手に入れたいってだけだったジュリアンが死を前にして、ぐるりと価値観とイデオロギーをひっくり返し、本当の意味での愛と許しを知って死ぬ、そういうお役だと、少なくとも観ているわたしは思った。

たまきち君は芸達者だからそういうお役だと伝わってはくるんだけど…。

ごめん、この役はわたしもっと少年の持ち味のヒトで観たい。少年って言っても、琴ちゃんが今大劇場で演っているみたいな、男臭い若者ではなくて、みりおちゃんが演った「春の雪」の清顕みたいな、愛とプライドの間で彷徨う繊細な少年ね。それも美少年!

でもって、レナール夫人は自分から不義をしようとする様な人ではない。3人の子供を産んだあとでも、どこか少女の様な純粋さを持ったひとだ。自分がジュリアンに好意を持っていることに、自分で気づいてないくらいに。

…ていうお役のハズなんだけど、さくらちゃんのレナール夫人は最初っからジュリアンに喰いつきそうに見えるんだよねー。現実世界にも男と女で態度が変わる女性っているじゃん、そういうなんか女のイヤーな部分を、同性だから感じてしまうイヤーな感じを、さくらちゃん(のレナール夫人)から感じてしまうんだな。ツライ。

そしてこの2人が絡んでるのを観ていると、禁断の恋にうっとりするというより、なんだかすごく生生しくて、まさしく不倫!って感じ。見てはイケナイものを観てしまっている気分になるのですよ、もう。たまきち君もさくらちゃんも、持ち味が現実感ありすぎというか、妖精感が薄いもんだから、もーとにかくナマナマしくって、こういうのもタカラヅカなんだなーとすっかり感心してしまいました。うっとりどころじゃない。

 

ジュリアンがレナール夫人に手を払われた(=見下されたとカン違い)、切れてこの女の手を握ってやるー!→(教会から聞こえてくる)鐘が鳴り終わる間に手を握ってしまえ…!→10、9、8、って心の中でカウントダウンするとこ、なんかちょっと笑っちゃったし、周囲でも笑いが起きていた。

多分たまきち君の男らしい持ち味が災いして、ジュリアンがそんな繊細なヒト(繊細ってゆーかちっさい)に見えないんだよね。だからなんともちぐはぐな感じがして笑いが起きたのかなぁと思う。

 

柴田先生追悼は大事だよ。歴史ある御園座の、宝塚の初公演が大事なのはわかるよ。でもさー、なんでこの作品なんや。もっとトップコンビに似合う作品を当ててくれよー。よっぽど「黒豹の如く」の方がたまきち君とさくらちゃんのカラーに合ってるわ。(ありえません)

 

ジュリアンは妖精タイプじゃないと、禁断の恋って感じがしないわ…。そしてレナール夫人も子供がいるのが信じられないくらい、可愛げがある感じの大人の女の人の雰囲気でないと。

 

言っても仕方がないのだけど、何故みりおちゃんと仙名さんが居た時に再演しなかったんだろう?「赤と黒」は月組の大事な伝統の作品だから、再演時は月組以外ありえなかった、とかなのだろうか。やーでも星組でやってるしなあ。

みりお×仙名さん時代なら、カレーちゃんでもフーケは似合うし、マチルドは絶対音くりちゃんで観たい。あのどこか壊れているけど狂ってはいない、というお役は音くりちゃんならすっごく上手く演じただろう。

マチルドは難しいお役だと思う。ジュリアンに殺されそうになって、恍惚となっちゃう、見方によってはちょっとどうかしているアブない人だ。殺されそうになって喜んじゃうのは、彼女の中二病っぽい憧れに基づいているんだけど、天紫さんには今はまだ難しいのかも。(殺されそうになったあと)「なんて素晴らしいの」とかいうセリフでやっぱりここでも笑いが起きちゃっていたし。

一箇所だけ取り上げてどうこういうのはフェアじゃないかもしれないけれど、役作りに説得力があれば笑いが起きるシーンじゃない。

フーケが役不足(役者の技量に対して、役が小さすぎる)なのも不満だ。かなと君にはこの役は楽勝すぎでしょう。主人公の横でニコニコ人の良さを発揮していれば、それでいいんだもの。フーケとコラゾフ公爵の演じ分けが見所なのかもしれないけれど、前述のとおりコラゾフ公爵は居なくても成り立つ様なお役だからなー。かなと君、力有り余ってんなーという感想しかない。

 

そんなこんなで観ている間しょっちゅう、なんか違うこれじゃない感ハンパない…って思っていたから、フィナーレが本当に楽しかった!これはあれですよ、二本立て公演で芝居があちゃーでもショーがあるから楽しみ、通える、となるあれ。お芝居の間中、常にうっすらともやもやとしているから、フィナーレでそれが一気に消えてくれて、心晴れ晴れになった。フィナーレだけで通う価値ありですよ!(フィナーレのためだけにお金と時間を捻出できるかという問題はさておき…。)わたしが出演者の誰かのガチなファンだったら、フィナーレを心の拠り所に頑張って通うわ。

わたしはそんなお金と時間とそして体力もないので、今日が一回こっきりの観劇になりました。できれば中日と楽近くに観たかったです。だってお芝居に定評のある月組ですから、似合わない服(公演)でもしかるべき回数を重ねれば、しっくり様になって格好よく着こなすようになると思う。その変化を追うのもまたタカラヅカファンの楽しみです。

そして劇団にはいつか1975年の初演時の様に、長い公演期間の本公演でチャレンジして欲しい、それだけ深い作品だと思いました。

 

 

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高らかに帆をあげて出航!眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~大劇場初日の感想

 

令和初のトップスター第一号、礼真琴!のお披露目公演初日を観てまいりました。

令和初の〜は、挨拶で柚長がまこっちゃんを紹介する時のセリフでしたが、柚長は毎公演いつも上手いことおっしゃるなあと思います。

 

いつもの如くチケットはないので、今回もまた当日券の列に並びます。

雪の初日は早朝4時半に行って、列が2回目の折り返しくらいでしたが、今回は同じくらいで列はまだ折り返しなし。数えてないけど30番目くらい。買えたのは立ち見の一桁台。よかったー。

大晦日に性懲りもなく雪組の当日券に並んだ時は、そんなに寒くなかったので油断してましたけれど、2/7早朝は極寒!氷点下2℃とかで凍えましたよ、もー。

まこっちゃんもお披露目のご挨拶で、今朝は寒くて家をでるか迷ったなんて言って盛大に客席を笑わせてくださいましたが *1(や、あーたのお披露目でしょっていう。。笑)本当に寒かったです。こんなに寒いのはあれだ、100周年のナポレオン以来だ。あの時もチケットなくて大晦日に並んだのでした。今も昔もビンボー。でも今も昔もたのしいぞ、っと。

あの時のまこっちゃんは新公でナポレオンの服装がちょっと大きめで、あまり似合ってなくて、でも演技だ歌だダンスだはめちゃめちゃ上手くて、というのが記憶に残っています。

今や男臭さも漂わせた、安定感…は昔からですね。立派なトップスターさんです。

やーでも、いささか立派すぎるという感もなきにしもあらず。トップ初めてです、初心者です、みたいな初々しさがまるでない、トップ3年目くらいに安定して見えるのがまこっちゃんらしいというか、なんともはや、すごいトップさん誕生です。

そしてそんな真ん中にひっぱられるのか、星組あるある〝初日は公開舞台稽古なんでよろしく〟感が全くなかった。けっこう驚愕。立ち回りもけっこう激しくあったのですが、手順感がまったくなくて、〝あーみんな頑張ってー〟って不遜にも心で思ってしまうってゆー、いつもの初日の感じがなかったです。真ん中が変わるとこんなに変わるのね…。

 

作品に関しては、2番手が不在というのはけっこう作劇に影響を及ぼすのだなあ、という感想でした。

愛ちゃんが文句なく正2番手なら、ひっとんと愛ちゃんの場面が一つくらいはあったはず。そしてひっとん演じる瞳花ちゃんを、権力でで手に入れた愛ちゃん(管武将軍)、そこにまこっちゃん(丹礼真)が割って入る、みたいな感じになったんじゃあないかなあ。タカラヅカ舞台の、わかりやすい三角関係を安心して眺めていられたはず。

でもこの作品はそうではないから、将軍の愛ちゃんと舞姫ひっとんは一度も劇中で一緒にいない。かつて妾にされて子供を産まされた、ってことがセリフで説明されるのみ。そう、説明セリフがやたら多いのよこのお芝居。演者が役になって感情を動かすのを観てこっちの心も揺さぶられるのが、観劇の楽しみの一つだと思うのだけど、説明ばっかされちゃ正直つまらない。

たぶん人事的に劇団の本命はせおっちで、でもお役は、これ下級生でもできるよね?って思っちゃった。貫禄の出せる下級生なら十分できるし、あるいは脇の上級生のお役だよ。

まこっちゃんの丹礼真(タンレイシン)は、本当は何者なのか!?という、いわゆる謎解きの要素もこのお芝居の魅力だと思うのだけど、せおっちはそこに絡んでくる重要なお役なんだけど、謎の種明かしがあまり効果的でないと感じたなあ。

せおっちの正体がわかったとき、エ、それ誰だっけ?ってなっちゃった。くらっちの正体も同じ。あー、そうなのねくらいで終わってしまった。おそらくヒトからヒトへ、世代を繋いで受け継いでゆく歴史、みたいな感動を狙ったのだろうけど、登場人物に感情移入できてないから、謎の開示が〝あっそうなんだ〟で終わりになってしまう感がある。もったいない。   

 

こうなっちゃっているのは、前述のとおり2番手不在でどこにストーリーの主軸があるのか不明だから、だと思う。主人公の丹礼真と上司の将軍とヒロインとの三角関係ではないし、主人公が誰なのかという謎解きでもなし。

トップスターのまこっちゃん以外は、みんな出ている比重が同じくらいで、同じくらい少なくて、十分に語られてなくて、だからまこっちゃんは誰と感情を戦わせているのだろう?ってなる。や、登場人物全部となんだけど、そうじゃなくて、誰との感情のやりとりが主軸のお話なんだろう、ってこと。

キャトルレーヴの上に東京宝塚劇場にはない、出演者の額縁入り写真がある。あれは学年順にきれいに並んでいるわけだけど、まこっちゃんは真ん中あたりなんだね。

ひっとんは右の端っこ。まこっちゃんの左にはずらっと上級生が並んでいて、つまりそれだけ出番とセリフが必要なひとがわんさかいて、今回は退団する専科のみつるくんもいて、こりゃーきついわ、と思った。

それだけセリフと主要な登場人物の多さという縛りがあって、かつ破綻なくお話を作るのは大変だったんだろうな、あーこりゃ難しいわと思えた。

でもこう書くとまるでみつる君が出てるのが悪いように聞こえるけど、決してそんな気持ちはないです。

みつる君は花組出身の専科さんなのにも関わらず、星組を何年も何年も支えてくれたスターさんだ。星で退団を選んでくれたのは嬉しい。むしろなんでこのお役なんだ、というちょっと悔しい気持ち。みつる君ならもっとふさわしい最後があったろうに、このいつもの通常公演の特別出演みたいなお役で本当にもったいない。

なんで今なのかなー。お披露目とかじゃなく、通常の公演なら、もっとみつる君にふさわしいお役と場面がついただろうに。

 

丹礼真の丹は赤い色だ。まこっちゃんのテーマカラーなのかな?知らんけど、ガチなファンのひとはご存知なのでしょう。

公式グッズも赤と黒で、デザインもかっこいい感じです。でも個人的にはまこっちゃんには男らしさ、かっこよさより、娘役もキュートにできてしまう可愛らしさ、を期待しちゃうんだけどなあ。

タカラヅカ初シシィ主演のエリザベート!ができるのはまこっちゃんしかいないと思う。オリジナル作品なら断然、小柳先生に作ってもらいたい!小柳先生って一貫してまこっちゃんのイメージは可愛い少年だよね。ルーチェ君もケンサンウンもリーロンロンも。ムケーシュはおっさんだったけど、それはまあ原作がそうだから仕方ない。(あれもまこっちゃんの激しいダンスナンバーの直後でもブレない歌唱力に舌を巻いた公演だったな)

じゅりぴょんが言ってたみたいに、タカラヅカでコナン君を演れるのはまこっちゃんだけ!と思うんだけどな。とりあえず劇団の(あるいはご本人の)目指すとこは違うみたいだ。ちょっとムー、と思う。

 

あとはおそらくファンが気になるポイントのひとつ、階段降り。愛ちゃんのお芝居の扱いの小ささの割にはしっかりした2番手羽をつけて、2番手位置で降りてきたのが、意外や意外。トップコンビ以外は羽なしかと一瞬覚悟してたよ。よかったよかった。でもみやちゃんの例があるから、劇団的には羽と組内の立ち位置はリンクしていないつもりなのかもしれない。

階段降りは桜庭舞ちゃんエトワール、極美慎くん(下手)と天華えまちゃん(上手)新公主演経験者コンビ、組み替えで来た綺城ひか理さんと2番手娘役有沙瞳ちゃん、瀬央ゆりや君が羽なしで1人降り(3番目?)、みつるくん羽なし1人降り、愛月ひかる2番手羽、トップ娘役舞空瞳、トップスター礼真琴の順でした。

真っ白でみんな綺麗。トップコンビは婚礼衣装ですか?そういうことでよいですか?って感じ。

個人的には下手ダブルトリオに瑠璃花夏ちゃんがいたのが嬉しい。(ショーでもラインダンスの前に銀橋渡っていてキャーってなった。初銀橋かな?)

あと細かいことだけど、先代の舞台では2番手のまこっちゃんとトップ娘役のあーちゃんが銀橋から本舞台にもどってきたあと、定位置につく前に2人息を併せて背中の羽をひるがえして同時に位置についていたのが、優雅で美しくて目にも鮮やかだったんだけど、ひっとんと愛ちゃんはやっぱりやってなくて、ちょっとだけ残念。あれはまこっちゃんとあーちゃんの一期違いの予科本科の息の合わせ方、だったのかなあ。他の組でも特にやってないもんね。

 

コロナウイルス関連にも。ホームページのお知らせにも出ていたけれど、客席降りでのハイタッチと握手は禁止です。知らないひともいたようで、手を出している人たちたちらほら。でも全体では圧倒的に少数派でした。通路脇で誰かが手を出すと、つられて出しちゃうよね。一部でそんな感じでした。

まこっちゃんは下手中扉から出て来て、頭の上で手を叩いて笑顔を振りまいてました。他の組子もニコニコで手を叩くのみ。現実世界では恐ろしいウィルスが漂ってるいるけれど、そうよねここは夢の国。ひとときの夢を見にくる場所。客席もそれを理解してこの場所をみんなで守るんだ、という空気を個人的には感じました。それはそれでよいものです。ウィルス自体はよろしくないけれどもね。

 

新生星組、安定しすぎてトップコンビにあまりフレッシュさはないけど、劇団からいちいちアジアを背負わされて大変そうだけど(多分アジア市場を見据えた戦略なのでしょう)、上級生いっぱいで今後もオリジナル作品で面白いものは難しかもだけど、でもそれを補ってありあまる魅力的な組とトップスター、トップ娘役だと思いました。

帆をあげて、高らかに出航!よい旅を。たくさんの冒険と夢を観せてくれると信じてます。

*1:

寒くて家を出るのを迷うくらいでしたが、に続けて劇場に来れば熱くポカポカになります!とおっしゃってました。(カーテンコール2回目?)

先ほど劇場にくれば暖かくなりますと言いましたが、外は寒いと思います。お気をつけておかえりください。(カーテンコール最後)

家を出るのを迷う、のくだりがタカラヅカニュースではカットになっていたので、最後のカーテンコールの、外は寒いのでお気をつけて〜の直前もカットになっておりました。

笑わせておいて自分で回収するのが、まこっちゃんますます挨拶もうまくなってるなあと思いました。  

組子は最高に美しくても。ーEl Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ- 東京宝塚劇場初日ー観劇感想

 

東京宝塚劇場で宙組公演の初日を観てきました。

お正月らしい飾り付けで華やかでした。お着物の方とかもわりといらして、客席も華やいだ感じ。

 

—ネタバレしてますー

 

お芝居作品の感想〜

今日が初見だったのですが、、うーん、これは一体なんなんだ!

 

何て言ったらいいんだろう、色々困った作品でした。

オチはよかったです。最後の10分くらい、最高だった。でもそこに到達するまでの伏線がひどい。何がどうしてこうなった。

テンポが悪くてなかなか話が始まらない感。状況説明とストーリー展開が噛み合ってない感じ。

大抵のお芝居ではまず主人公はどんな人で、その周りにはどんな人がいて、今はどういう状況で、っていうのを紹介してから、お話が始まっていくのだと思うけど…。

ストーリーは単純ですよ。昔、恋人を助けられず死なせてしまった過去を持つ主人公が、海外に渡って自分の生きる場所を見つけるっていう、ただそれだけなんだけど、どうしてこんなにワケワカメな事になっているんだろう?

 

脚本と演出はあれれれでしたが、組子のみんなは本当に素敵でした。

真風くん。本当に大きくて綺麗。ゴテゴテした歌舞伎者っぽい着物のお衣装もなんなく着こなしてしまう、もうこの作品、着物着た美しいマカゼ君を異国の地に置いてみたかっただけなんじゃないの、と思う。

お着物姿の凛々しいマカゼ君とスペインの洋の組み合わせが、ほんっとに美しくてねぇ。お正月からありがたいもの拝ませて頂きました、な気持ちになる。

 

まどかちゃん。喋りだしたとたん、この役はどういう人なのか分かる。貴族階級ではないけれど、聡明で強い女性なんだろうなーとか。

気位が高すぎず、でもトップ娘役のお役にふさわしい〝高嶺の花〟感があって、ものの数秒でそれを表現してしまう、そのさじ加減がすごいなあと思いました。

 

キキちゃん。無駄にカッコイイ。謎めいている俺サマなお役が超お似合い。

でも顔が帽子で隠れちゃっているのは正直もったいないと思う。や、帽子姿がかっこ良いのは確かなんだけどさ、本来オペラなしでも組子の表情が分かる15列目くらいにいても、オペラで覗かないと表情が分からない。

それにキキちゃんの格好良さの無駄使いな感が全体的にする。スペインの人だから、お話がスペインに移るまで出てこられないのは仕方がないけれど、それにしても出番少なすぎ。

キャリアの長い2番手さんなのだし、もっとふさわしいシーンをたくさん作ってよーと思っちゃいました。美味しいのはほとんどラストだけじゃんか。

 

ずんちゃん。なんか前にもこんなお役してなかったっけ、なんだっけ。狂犬みたいなアブなさと、外見の美しさのアンバランスが素敵。

ところで、宙組さん立ち回りが上手いですねー。決闘シーンをダンスとかでなくて、ガチでやっている。全然くわしくないけれど、これって結構すごいことじゃないかなと思った。頑張ってます感がゼロで、やすやすと剣を振り回してる様に見えるのよ、みんな!中のひとはみんな女の子だという事を忘れてしまいます思わず。

 

そらちゃん。まずわたしはそらちゃん大好きなので、出て来ただけでテンション上がります。きゃー。

役どころは主人公の昔の恋人の弟。姉を見捨てた主人公に復讐しようと付け狙っているのね。

暗い目をした、でもワンコみたいな可愛さは無くなってない。

そらちゃんってさ、何もしなくても、少年漫画によくいる、脇で小柄だけど強くてオトコマエ!なキャラっぽいと思う。ビジュアルだけでキュンキュンしちゃいますもう。そのお方が美丈夫なマカゼ氏に殺してやるって襲いかかっているんですわよ、これに萌えずしてナニに萌える(笑)

 

もえこちゃん。マカゼ君のお隣にいるとさすがに大きさが目立たないのだけど、この方も大きくて美しい人です。しかもお役がトップさんの上司か先輩にあたる上級藩士(?)なんですねー。主人公に鷹揚に接するのが板に着いていて、感心してしまう。つい最近まで新公学年だった方に見えない(笑)

もともと大人っぽい持ち味の方ですが、アテガキされてる様にぴったりでした。

 

こうして並べてみると、宙組って上から番手がきっちり整っている感。番手のしばりがあるから、演出がボロボロになったんだろうか?うーん。その辺はよく分からない。

 

演出の変だなーと思ったとこ、思いつくままに列挙

スクリーン使いがあれ?日本とスペインの位置を説明するためだけに、それ映し出す必要ある?

まどかちゃんが最初に登場する時が唐突。あんた誰?ってなった。や、トップ娘役のお役が登場するなり銀橋っていうのは珍しくないんだけれど、それ自体は変じゃないはずなんだけれど、それまでの流れがおかしいから、唐突感がある。

上手花道で宙にむかってマカゼ君と話しているんだけど、なんでこんな演出になっているんだろう。通常は出て来た人物が天の声と話していたら、狂っているか、過去のことを思い出してるとかじゃない?それか本当に神様とか。

でもこれマカゼ君と話しているんだよね。で、直後に実際にマカゼ君出てくる。なんでこんな演出になっているんだろう。お着替えの時間が足らなかった様にしか見えないよ。

マカゼ君が今の心の葛藤を歌い上げる銀橋ってあったっけ?

昔の回想シーンで銀橋を渡っていたけれど…

その銀橋も本舞台も使って大掛かりなわりには、ああそうだったんだ、主人公の過去にはそんな事があったのね、というカタルシスがない。だって昔恋人を死なせてしまったという事はその前のどっかシーンで説明すみだもの。

マカゼ君がなんでスペインに行くことになったのか、よく分からなかった。や、多分主君を狙ったそらちゃんを、マカゼ君は警護役なのに手打ちにできなかった、その罪をつぐなうために、処罰を受けようとしたけど、主君はマカゼ君を好ましく思っていたからできなくて、他の部下の手前海外に追いやるしかなかった、ってことなんだと思うんだけど、多分ね。想像です。想像で補いながら観なければならないから、どうも疲れる。

悪役の設定って難しいんだなあ、じゅんこさんは流石よい仕事をしている。でもあまりに悪役の設定が小物すぎて。ただの地元の有力者でしょ、ちょっと悪どい。

国家転覆を狙っているとかじゃんくて、私服を肥やしたいだけの小物だ。エロ親父だ。だからそれに対峙するまどかちゃんは危機なんだけど…。

現代で言えばパワハラ、セクハラしてくる上司に悩んでる、みたいな話だよなー、て思った。仕事を辞めることもできるけど、辞めたら生活どうしよう、みたいな。

深刻な悩みだよ、そりゃ分かるよ、でもあの美丈夫で超カッコイイマカゼ君が倒す相手としてどーなの。せっかく少女漫画みたいな冒険活劇なんだから、悪役はもっと強そうでカッコ良い方がいいじゃないか。

これ、もしかして最初はじゅんこさんじゃなくて、キキちゃんがやる予定だったんじゃー。そうすれば恋敵にもなるし、まどかちゃんの夫を殺してまで(多分)、彼女を自分のものにしようとする設定が生きてくる。2番手っぽいじゃん。

キキちゃんの実際のお役がとってつけた感が満載なんだよね。登場するの遅いし、本当に活躍するの最後の最後だけだし。

 

ラストシーンから推察するに、このお話のテイストは(昔の)少女漫画風、冒険活劇コメディなんだから、最初からその感じをもっと前面に押し出せばよかったのに。なのに前半に笑えるシーンがあまりない。ないと、作品のテイストが伝わってこないよ。途中まで、真面目な人間ドラマかと思っちゃったじゃない。

確かに通訳なしで日本人とスペイン人が話してる時点であれあれ?と思ったけれど、もっと最初の方で早い段階に、これはファンタジーとして観るものだと、気づかせてくれたらよかった。

 

ストーリー自体は本当に単純なの。でも最後のシーンでカタルシスが得られない。なんでだろう?

ホントに不思議な作品だと思いました。

宙組のみなさんが異国情緒あふれる舞台に美しく映えて、それだけで良いもん見たーな気にさせてもらえる、お話はツッコミどころ満載だけど、妙に心に残る作品でした。

何がドウシテコウナッタ、というのを確かめに、また劇場に通ってしまいそうです。チケ難にはならなそうだし。

そういう意味では良作なのかもしれません。。

 

彼の激情で重力が変わるーONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)雪組大劇場2日目感想

 

2020/01/02ワンスアポンアインアメリカ2回目11公演観劇

 

さすがに2日目は元旦と違って、並び方も穏やかでしたよ。5時半に行って折り返しくらいでした。立ち見の14番。1階席(脇のあのバルコニーっぽいとこ)と2階席でしたがS席も出てました。

 

ーネタバレしてますー

 

観劇2回目もトップコンビの演じるカップルが切なくて、本当に素敵なのが一番印象的です。

きーちゃんのデボラ。彼女が強く格好よくなっていくのをみているのが楽しい。

子供の頃はスターになってどこかの王子様にプロポーズされたい〜なんて言っていたのに、ヌードルスが監獄から戻ってきた頃には、「ショービズの皇后になる夢は捨ててないわ」って誇り高く言っている。王子様に見初められるのではなくて、実力と努力でショービズの頂点に立ちたい、って夢が変化しているんだ。すごく現代的なヒロインで、嬉しくなる。

でもヌードルスにはその変化が分かっているのかなって、1幕最後のバラを敷き詰めまくった部屋に案内するところで思う。まるで彼女が贅沢な暮らしを望んでいるだけだと誤解している様に見える。バラの花びらを散らしまくった部屋ですよ。ヅカ的に超美しいけれど、ちょっと引くよふつー。いや、昔の約束通りのことをしたというのはわかるんだけどさ。

そんな風にしか自分をアピールできないヌードルスが哀しい。デボラが望んでいることはそんなことじゃない。彼女は贅沢がしたいんじゃない。自分の力と努力で、吹き溜まりの様な暮らしから抜け出して、もっと高みに登りつめたいんだ。ヌードルスにはそんな自分の健全な野心を、昔の様に認めて、理解して、応援して欲しいんだよ。そして彼には自分の様にまっとうな努力で成功して欲しいんだ。

ヌードルスはどうすればよかったんだろう、〝陽の当たる場所〟だけど、大きな成功は望めない、まっとうなカタギの仕事をしながら、スター街道まっしぐらの彼女を横で見守っていれば良かったんだろうか?

でも彼の夢は皇帝になることだ。

当時のユダヤ系移民が置かれた環境がどのくらい社会的に不利だったのか分からない。全然知らないけど、まっとうな職で成功を納めたユダヤ人だっていただろうと思う。でもヌードルスにはできなかった。犯罪が彼の唯一身につけた教養だったから。

でかく稼ぐには、スターになったデボラちゃんにふさわしい経済力と成功を納めるには、裏稼業に手を染め続けるしかなかった。

そもそも堅気でコツコツなんて、そんなのヌードルスらしくない。だいたい、デボラちゃんもそんなヌードルスだから惹かれたんだと思う。だって、優しくそばで見守る男は他にいる。あやなちゃんのニックだ。彼は一見デボラにぴったりの男に見える。音楽の才能があって、デボラの良き理解者で、仕事のパートナーだ。でも2人は男と女というより、まるで兄弟の様な雰囲気で仲良しなんだよね。2人で手を取り合ってはしゃぐシーンは本当に微笑ましい。ニックはデボラに気がある様に見えるけれど、彼女はニックを男として見てない感じ。

やっぱりヌードルスは何かやらかしそうな、危険な香りのする男だから、だからデボラは惹かれたんだと思う。ヌードルスのヌードルスらしさに彼女は惚れたんだと思った。

ヌードルスは、いまや成功してブロードウェイのスターになった彼女は星で、務所帰りの俺は石ころだって歌う。デボラへの想いを歌うだいもんのヌードルスが一番重くずっしり心にのこった。俺は石ころだけど、それでも生きて想いを遂げたいんだって歌う。

この銀橋がなかったとしたら、だいぶ違う印象になったに違いない。バラの花を敷き詰めた部屋みたいな贅沢にこだわる、馬鹿なヌードルスに同情できなくなっていたかもしれないと思う。

銀橋を渡るだいもんのヌードルスの周りだけ、彼の激情で重力が重くなった様な、すごい磁場が発生しているみたいな、重く、重く、暗い空気。

なんかすごかった。すごいしか言えない。語彙力がどっかいく(笑)

ところで、だいもんが銀鏡を渡る途中で、スーツの上着のボタンを外すのがすごく印象に残っているんだけど、あの男性が座るときとかによくやる仕草。初日と今日とでは外すタイミングが違っていたなあ。何か意味があるのだろうか?

 

他の人の感想も少し。

さきなちゃんのマックス。キレ系のお役。なんでこの人が、しょう君の切れ者ジミーの後押しがあったとはいえ、数十年もまともに政治家ができたのかそこは謎なんだけど、キレてアブない役はお手の物、と行った感じ。ひかりふるのダントンとか、凱旋門のアンリとか、そっち系のさきなちゃんです今回。20世紀号の様な可愛いさきなちゃんが見たいんだけども、、仕方がない。本当に足が長くて美しいスーツ姿を眺めているだけでも眼福です。これはこれで美味しくいただきます。前にも見た様なお役だからか、安心して観ていられます。

 

話題のあーさの女役キャロル。可愛い。最初髪型からマリリンモンローみたいな感じかと思ったけど違う。もっと理知的でチャーミング。いわゆる惚れた女の可愛さ、みたいなのを楽しそうに演っているのが、みていてわくわく。

それに、しょっちゅう場面と場面のつなぎの様に出てくるから、コケティッシュで美味しいお役だと思う。ちゃんとプロローグとそしてもちろんフィナーレには男役で出てきてくれるし、ファンの気持ちも組んでいる。

普段タカラヅカを観ない人が観ていてアレが、あのアブなそうなイケイケ男子がさっきのチャーミングな美女と同一人物とはわかるまい。いや、わかるのかなあ、あーさってすごく美人だよね(←いまさら)なんかパッってどこにいるのか分かる、オペラなしでも立ち見席から顔立ちが割れる濃ゆい美人さんで、その美女が歌って踊っているのを見るだけで眼福(再)

でもわたし、このさきちゃんマックスとあーさキャロルのカップルになんかキュンと来ないのよねー。幸せラブラブじゃないからかなあ。マックスはしょちゅうキャロルを殴っている印象しかないし。や、まだ2回しか観てないから色々脇で演っているのかもしれませんが、もうちょっと楽しそうにしている2人が観たいなーってこれは演出の問題ですね。

 

そう演出!トイレに並んでいて聞こえてくる会話が、〝お金かかってないねー〟でウケた。みんな思うことは一緒ね。

イケコらしい、ボンとセリぐるぐるしまくり感がない。ていうか派手さは皆無です、この作品。なにも冠ついてないからかなあ。

目新しかったのは1幕最後の大量のバラと黒ネクタイ外しだいもんさん、この破壊力はすさまじかったですよ。はい。幕が降りたらどよどよーって(笑)もうみんなコーフンしすぎで面白かった。心の中でめっちゃ同意。だいもんやばい。

それ以外で印象的だったのって、あまりないかも。プロローグなんかは男役をずらーっと並べて壮観だったけれど、それって役者(男役)の魅力だのみ、って感じもしたしなあ。そりゃファン的にはきゃーですよ。テンション上がりますよ。嬉しいですよ。でもいけこといえばプロローグすごい、なイメージだから、ただ男役を並ばせただけの感じもする演出にちょっと拍子抜けしたというか。

労働者のストはスカピンの市民のシーンぽかったし、エリザベートのミルクの様に、モブが一列に並んで〝民衆の声なき声〟を歌うのも、あーはいはいと言った感じで。

でもわりと好きだと思ったのは、〝ブロードウェイ〟で成功したデボラが歌うシーン。〝〟が着いているのは、ブロードウェイじゃなくて、これがまんまタカラヅカだから。ちっともブロードウェイの舞台に似せようとしてないのよ、ザ・タカラヅカって感じ。これって、お金がなかったんじゃなくてきっとわざとだと感じた。

演出自体は「1789」のアントワネットの登場シーンと同じで、大階段いっぱいに広がるスカートと真ん中で歌うヒロイン、なんだけど「1789」はちゃんと宮廷っぽく見えた。これは宮廷のパロディですよ、って感じに。

でも今回はそうじゃなくて、ブロードウェイのバロティじゃなくって、タカラヅカの舞台に見えた。

そしてきーちゃんのデボラが歌うのが、ウロ覚えで申し訳ないのだけど、〝不景気はいつまでも続かない、今はひとときの夢をわたしとみましょう〟みたいな感じ。これ、タカラヅカとタカラヅカを観に来る私たちのことをかけて歌っているのかなあ、と深読みかもしれないけれど、そう思いました。

今もえんえんと不景気だし、明るい話題はとりあえずオリンピックくらい?人口は減るし、年金は制度が持つのか微妙だし…みたいな、現実世界のバブルはじけてずーっっと元気ない日本と、舞台上の恐慌後の暗い時代のアメリカを重ねているのかなあ、と思いました。きーちゃんのソプラノで悪いことはいつまでも続かない、なんて歌われると、そうかもなあ、って気になりました。ありがたいボイスです。きーちゃんの歌声はマジ天使。

 

まだもっといっぱい感想はあるのだけど、今一番また観たいと思わせてくれるのは、やっぱりトップコンビ演じるヌードルスとデボラのカップルでした。村にはもう行けそうにないから、東京まで待つのが辛いなあ。青春18きっぷって通年で売ってくれないかしら(←笑)

東京に来たらまた舞台が深まっていそうで、とっても楽しみです。

 

夢は叶わなかった。初恋も実らなかった。想い出だけが残った。だが後悔はない。-ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)-雪組大劇場初日観劇感想

 

ーネタバレしてますー

 

初日観てきました。雪組は人気すぎてやっぱりチケットはない。ないまま遠征(通常営業)。

当日券はやっぱり厳しかったです。31日に前乗りして宝塚駅近くにホテルを取って、始発が動く前に行ったけれど今日は元旦。大晦日から阪急電車は動きっぱなし。(お疲れさまです)始発という概念は意味をなさないのでありました。

4時半くらいに着いて立ち見60番台でしたわよ。

 

思いついた順に感想を書きなぐります。自分のための忘備録。今日の想い出に。

ちなみに映画は見ていません。映画の知識ゼロですので、変なこと書いていたらごめんなさい。

 

だいもんが出てくると本当にスターキターてなる。小柄なのに誰よりも自分を美しく見せる術に長けている。ほとんど名人技の域だ。フィナーレの男役群舞で男役を引き連れて踊るだいもんを観ているだけで、涙がでた。なんて完成されているのだろう。

 

だいもんの役は俺と仕事どっちが大事とか迫っちゃう情けない役だ。でも格好良いんだ何故か。情けない奴なのに格好いいんだ

ヌードルスとデボラのシーン。若い2人のシーンは全部泣けた。純粋で可愛いんだ2人とも。夢の様な夢を二人は追いかけている。掃き溜めの様な街で、だいもんのヌードルスは皇帝の様な金持ちに、きーちゃんのデボラちゃんは女優として成功してどこかの国の皇后になるんだ、って。(きーちゃんのデボラちゃんはハリウッドスターからモナコ王妃になったグレースケリーのことが頭にあるのでしょう多分)お互いはお互いの夢を笑わない。叶いっこないって言わない。2人はそれぞれの夢の様な夢を、本気で叶えようとする似た者同士だ。

ヌードルスはデボラがスターになるのを疑わない。オーディションに受かったデボラにバラの小さな花束を渡して、いつかもっと部屋いっぱいのバラをプレゼントしようという。

デボラもヌードルスが大物になると普通に思っている。「あなたは成功するわ」とつぶやく様に、まるで天気の話をする様に、今日は雨だわと言う様に、ごく当たり前のことの様に彼女が言う。「あ、ありがとう」と彼が答える。なんかお互いの相手を信じる心にぐっときた。

ヨコだけど先日観た某舞台で、「私はあなたを理解し、信じるわ」とかヒロインが言っててさー。なんだようそれ、ただのヒロインの設定をそのまんまヒロインがしゃべってるだけじゃんか。そうじゃなくて、どう彼女が彼を理解して、どう信じているのかその中身が知りたいんだってばさー(遠い目)ってなった所だったから、今回のだいきほのヌードルスとデボラの描き方は正にわたしが観たかったものだわよ、イケコありがとう!!な気持ちになった。

 

あとあと、キスシーンが1幕中に3回くらいあって、その時その時の2人の距離感や思いに泣かされた。しかもタカラヅカって感じでまたいいんだ、これが。(ややコーフン気味)

 

一幕の丁寧さにぐっときたけど、二幕は数十年(くらい?)一気に飛ぶからへっ!?ってなった。

禁酒法を良いことに荒稼ぎしていたヌードルスとその一味は禁酒法の撤廃により窮地、追い詰められて暴走系さきなちゃんのマックスが銀行の爆破、襲撃をくわだてる、ヌードルスの密告もあって失敗、その後罪の意識に苛まれて細々と暮らし続けるヌードルスだがそこは描かれない。

一方裏切られたマックスは逆転一発?労働組合の力の後押し(というか操り人形?)を受けて政界にすべりこんでいたのだーという流れなんだけど、その意外な展開もそれ自体は描かれない。

いきなり風采の上がらない白髪混じりのヌードルスと謎に出世していたマックスが出会うんだよね。

わたしは2人の道が見事に分かれた、銀行襲撃後の数十年(?)が具体的に観たかったなあ。描くと長くなっちゃうんだろうか。でもいい女あーさの演じるキャロル(マジで素敵)に2回も長々と歌わせるくらいなら、ヌードルスとマックスのドラマがもっと観たかった。

キャロルが精神を病んでしまう過程とそれを見守った(であろう)マックスの苦悩とかも観たかったんだけどなあ。

あと労働組合幹部からのし上がって政府要職に就いているしょう君のジミーの恐ろしさ、したたかさみたいなのも観たかった。

でもこういうのまで描いてるとダイモンとキーちゃんの出ない場面が長くなって、タカラヅカのお約束であるトップコンビの出番が一番多い、っていうのが崩れちゃうんだろうなあ。

 

ヌードルスとマックス、2人は銀行襲撃事件をきっかけに、一方は陽の当たらない場所を細々を歩くことになり、一方は政界という華々しい舞台を歩くことになった。しかしデボラの言っていた〝陽の当たる道〟を歩んだかの様に見えるマックスは拳銃自殺することになり、政界という〝陽の当たる道〟自体マフィアと切っても切れない関係があり、本当にそれが〝陽の当たる道〟といえるのかっていう哀しさもある。

〝皇帝〟になりたかったヌードルス。夢は叶わなかった、初恋も実らなかった。がむしゃらに生き延びようとした記臆だけ、想い出だけが残った。でも彼はきっと後悔はないだろう。もしタイムマシンで昔に戻れたとしても、また同じ道を歩むだろう、そんな気がした。

 

えー、こういう話をタカラヅカで、しかも元旦にやるってなんかすごいなあとちょっと思った。アメリカ映画には失敗モノというか負け犬の美学とかいうのがあると、どこかで聞いたことがある。

でもタカラヅカって手に手をとって夕日に消えていくというか(実際はスモークの中で踊るとかなんだけど)そういう美しく終わる、みたいなのがセオリーじゃないですか。あるいは華々しく名誉や愛のために死んでいくとか。どっちでもないんですよね、このお話。だいもんのヌードルスは苦いようななんとも言えない笑いを浮かべて花道を去ってゆく、幕。なんですよ。

劇中で明日はきっと良くなる、的な歌詞があった気がする(記臆力ない)そんなことも思い出す。なんだか今の日本、これから人口が減ってゆくことが決まっていて、見わたしても明るい話題なんてほとんどない、みんな恵まれていても貧乏でも不安でいっぱいに見える、そんな今の様な時代に、この作品がある意味みたいなのを考えてしまいました。うまく言えないのですが。

 

できれば明日も観ます。すごい深い作品っていうか、だいもんのヌードルスが深い。その深さをもう一回のぞき込んでみたいです。

 

星組「デビュタント」初日の感想!

 

行ってきました星組バウホール公演、瀬央ゆりあ初主演の「デビュタント」

初日の感想です!

星組らしいスロースターターな感じもする初日でしたことよ

 

 

まずは思う。舞台が暗いよ。マサツカ先生—。音楽もシリアスだ。でも目の前で繰り広げられるのはコメディなのでバランスが悪い

ま、つまりはいつものマサツカ芝居。それをフレッシュな若者たち、つまりは下級生がどう料理するかを楽しむこの公演…。

しっかし天から降って来る主人公イブ君(せおっち)の心の声が多すぎる。その声に合わせて芝居してます感を感じてしまって、落ち着かない

頑張ってみんな〜な気持ちになる

マサツカ芝居ってこんなに、心の声(録音テープ)が多かったっけ?

 

 

せおっちのお役は男爵の次男坊、イヴ。次男だから爵位を嗣げるわけでもないので、なんとなく上流階級にすべりこんで、適当に生計を立てている感じの風来坊である

自分が何者になるのか、まだ迷っているモラトリアム真っ最中の若者を、

ギリシャ彫刻の様な直線的な鼻筋、お顔立ちが美しいせおっちが危なげなく演じている

「風はどこから吹くのか」、とかいうくっさいセリフを真顔でいう、イケメン役ではある

ただこの公演は、マサツカコメディなんだよね

キリッとしているとかっこいいが、真面目にキメてるのか笑いをとるためのキメ顔なのか、いまひとつ分かりにくいのである

キメ顔にうっとりしたものか、くすくす笑ったものか、どっちつかずで困った

 

バウホールのコンパクトな舞台をたった1人のオーラで埋める華は十二分にある。ただストーリーを客席に伝える力はまだ弱いのかな、という印象

客席にこの物語のカラーを伝えたのは、主演のせおっちではなく、ヒロイン経験もあるベテラン娘役のはるこちゃんだった

 

 

はるこちゃんはうまい。宝石の盗難に会う、デビュタントボール(若者が社交界にデビューする舞踏会)を開催している貴族の令嬢(?)を演じている。

はるこちゃんの演技で初めて、これはコメディだ笑っていいのだ、と気がつく

 

わたしの中でMVPは彼女だ。彼女が出ていなかったら、今日のこの公演は笑ってよいものなのか、謎のまましばらく続いたと思う

彼女が客席の笑いを取った後は、これはコメディなんだ、と客席に伝わった感じで、彼女のいない別の場面でも自然に笑いが起こっていた。

これは笑っていい作品ですよーと、少々誇張した表現を、あえてされている…?

それまでの客席の戸惑いったらなかったもんな。や、予習を全然しないわたしが戸惑っていただけかもだけど。

はるこちゃんは、力づくで作品の方向性を表現した感があって、ほんとにお見事でした

 

 

そして対象的なのが準ヒロイン(?)の令嬢役、星蘭さん。いつもながら上手くない。上手くないが、出て来るとヒロインだとわかる。彼女の期の文化祭を思い出したよ

あれもマサツカ先生のお芝居だった

彼女はいわゆる娘役2番手さんだったのだが、先に舞台に登場したため、その美貌によりヒロインにしか見えなかったのだ。

後から出てきたヒロインをみて、ああ2番手娘役だったのね、と気がつく始末

そのくらい、突出した美貌だった

しかし持って生まれた美貌のみ突き抜けたまま、技術面では文化祭から全然進歩していない様に見えてしまうのが、ちと苦しい…。

 

トップ娘役になるなら最低限できなくてはならない、ソロを歌い一人芝居(独白)する、をやっていました

というか彼女が〝演技〟をすると、そういう風に見える、というキャラクターをアテガキしてもらっていました

いわく、内気で自分の世界に引きこもっていて、外に出たこともなくて、世間知らずで…ていう

綺麗なんだけど、いまひとつ何を考えているのか分からない、星蘭さんの舞台上のお姿そのものにぴったりアテガキしたお役でした

家出して、イブ(せおっち)の元に押しかける淡々としたマイペースのセリフまわしがまた可笑しくて、笑いを取れていました

というか、これは脚本の、アテガキの勝利という気もしますが

 

星蘭さんは仮面をつけたコロスを背負って、ソロを歌い一人芝居をするのだけど、(ここでそれまでどんな人かわからなかった彼女の人となりがわかる仕掛け)

超音波か棒読みのまま歌っているので、なんというか、「そっ…その芝居はそれでいいのか?」という気にさせられた。

令嬢の彼女なりに精神的に追い詰められている、という場面だからそんなに変ではないのかもしれませんが、、、

観ているいるこっちはおっかなびっくりで、指の隙間から見てしまうというか。ああ綺麗なのに、こんなに美貌に恵まれているのに、見ていていたたまれない。。

心からうっとり楽しめない

 

でも現トップ娘役のあーちゃんにしろ、前トップ娘役のねねさまにしろ、あるいは檀れい様にしろ、トップになったのは遅かった。

彼女たちは新公学年をたっぷり使って、7年目くらいにトップになったのでした。

だから、星蘭さんもあと数年かければ、だ、大丈夫…と思う!

ていうか、思いたい

星蘭さんはどうみても、次期(かその次?)にトップ娘役になるために大切に育てられる感が今までもあったけど、ここにきてお役のミレーユと同じ様に荒療治、大役をまかせてみました感

頼む、育ってくれー。うららちゃんの二の舞はもう見たくない

ちなみにデュエットダンスは、腐れ縁彼女役の桜庭舞さんと、星蘭さんとせおっちのトリオでした

太陽王?

 

その星蘭さんがヒロインをやりきる実力が(まだ)ないためか、腐れ縁っぽい恋人役がいる。イブ(せおっち)は彼女の事を好きというより、積極的な彼女をなんとなく拒めないでいるといった感じ。彼女は想い人にツレなくされても怒らない、〝なんでも分かっている〟男には都合のいい彼女なんだろうなあと思わせる、桜庭舞さんのナタリー。

タカラジェンヌの持ち味って不思議だ

すぐ前の本公演のショー、キラールージュでの、ステッキ持った妖精さん☆の方が、今思えば似合っていた

公演中はそのアニメ声とぶりっこぶりに、お、おう…て気になったもんだが、今回の桜庭さんのお役は〝酸いも甘いもかみ分けた〟いい女、自分で事業を起こそうとする自立心あふれたかっこいい女である。せおっちの煮え切らない態度にも怒らない

アイドル風味のナゾの妖精さん☆はハマっていたのに、こういういい女役をやると色気がなくなるのが不思議だ。ポンポンしゃべるのが、かさついてガサツに見えてしまうのがもったいない

歌も意外に思うくらい、うまくない。こういう役は、彼女を一番光らせるお役ではないのだろうなあ

琴ちゃんオオカミさんの舞台下手で歌っていた妖精さんは本当に歌ウマさんだったんだけどな

 

イヴ(せおっち)の親友ビュレット君のしどりゅー君。見事に支え役。多分上げたいのは極美くんの方。しどりゅー君はソロもなくてそこは切なかった。しどりゅーに歌わせたってくれー

歌い出そうとして、〝そういうのはいい〟とイヴに言われてしまう、メタな笑いが地味にキツイ

一応2番手だろう?この公演の。歌わせたってくれよー。よよよ

 

ビュレットはいなくてもストーリー展開に支障はない(しょぼん)が、この役がないと話がころがらない、というおいしいお役の極美真くん。ソロはないものの、脇役ではない刑事さん。主人公に「俺と似ている」と言わしめる、いわゆる心友役(ココロの友と書いて心友☆ね)

ソロはないけれど、これが大劇場で本公演なら、このお役を若くして2番手になりました、みたいなスターさんがやってもおかしくなさそうだ

新人公演主演をした経験というのは、大きいのだなあ

破綻なく、このお役をこなしていた感がありました

 

水乃ゆりちゃんのニコール。2番手のしどりゅーの相手役だから、娘役2番手なはず(?)なのだけど、とくにフレッシュさはない。ほとんど初めて彼女の演技をじっくり見た気がするのだけど、安定しているなーという印象しかなかった

ふつーにうまい

星蘭さんみたいに、びっくりするくらいの拙さがないから、かえって記憶に残らない。舞台って理不尽だな

しっかりものの彼女を自然に演じておられました

 

あと印象に残ったのは、MVPその2だと思う!この人、天路そら君。はるこちゃんの執事ラサール役。妙にどもるお役で、笑いを取っていました。

どもる彼に、せおっちがきれてさらに笑いが追加される、みたいな現象が起きていた

最初に笑いの口火を切った(?)のはあまじいだったかも

ああ、笑うところがあった…!と嬉しくなったの覚えている

余談だが、今東宝でやっている花組はいい芝居なんだけれど、笑いがほとんど無くて個人的には辛かった。なんていうか、いわゆるヌケ感がないと、1時間半の舞台を見続けるのって辛いんだよねえ

すらっと長身の執事で、硬い雰囲気で、最初あまじいだと気がつかなかった。(予習なしで観劇)

舞台姿のカラーまで変えてしまうの、すごい芸達者だなあ

 

以上、ざっくり感想でした

もうバウのために遠征は何度もできないから、初日にして見納めです

 

無駄に熱い(はず)の客席も今日はどこか大人しめ。初主演のバウなのに、カーテンコールは普通に3回。スタンドアップはしないまま終わっちゃいました。あれれ…?

せおっちのファンは割と大人な方が多いのかしらん?

それともマサツカ芝居に正直、げんなりしている人が多い…のか?(笑)

 

ご挨拶は、はるこちゃん。デビュタント・ボールの意味について解説、いわく成人した若者の舞踏会という意味、フレッシュな瀬央ゆりあにぴったりの作品をマサツカ先生が書き下ろしてくださいました、的なことをおっしゃっていました

 

そしてせおっちご挨拶

本日は誠にありがとうございました、とおっしゃっているのが記憶に残りました

本日は本当にありがとうございました、ていうのが定番になっているから、誠にって言う人が気になる。みっちゃんさんもそうだったなあ

誠に、が世間的には正しいのでしょうけど

 

今日1日が終わりそうでほっとしています、で客席から笑いが

カーテンコールは大人しめでも、やっぱり初主演のせおっちを皆んなで見守る感があって、ああタカラヅカだなあと思いました

行ってよかったです!

 

 

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日比谷シャンテ/ステージ衣装コレクション【雪組】

 

日比谷シャンテで毎公演開催されている、ステージ衣装コレクション

今は雪組さんが公演中なので、雪組トップコンビのお衣裳です

 

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場所はシャンテ2階エレベーター脇

以前は3階にもあったのですが、今はコンパクトにここのスペースだけで開催しています。

コンパクトにトップとトップ娘役のお衣裳が2点ずつ、飾られています

 

前回の本公演、トップコンビのお披露目公演だった「ひかりふる路」「SUPER VOYAGER!」より、まずはお芝居「ひかりふる路」

 

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ポスターでも着られていたお衣裳です

望海風斗(のぞみふうと)さんはマクシミリアン・ロベスピエール、真彩希帆(まあやきほ)さんのお役は、恋人のマリー=アンヌでした

 

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こちらはショー「SUPER VOYAGER!」のお衣裳

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ポスターが全国ツアーのものだから、全ツのお衣裳ですよってことになっているけど、本公演の「SUPER VOYAGER!」とたぶん一緒だと思います

すごく特徴あるお衣裳ですし、全ツ用に別にお衣裳を作り直すとも思えないので。

でもこの辺の事情は素人なので、本当のところはどれくらい作り直したり、あるいは着回しているのか興味津々です

ショーのお衣裳はやっぱりスパンコールとビーズが多めでキラキラ

 

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でもいつも思うのですが、客席から舞台上を観た時のお衣裳の印象と全然違うんですよね。まずキラキラ輝きが、薄い

このシャンテの衣裳展に見にくると、〝あれっこの衣裳こんなに地味だったけ?〟てなることが多いです

舞台上のライトの効果もあるのでしょうけれど、やっぱりスターが着て動いているのとマネキンが着て静止しているのとでは、全く華やかさが違います

スターさんの特別な輝きはこんなところでも、ネガティブにですけれど(笑)感じられるのですね

 

東京宝塚劇場のはすかいにある日比谷シャンテ。毎回公演中の組の、直近の公演の衣裳が飾られています

本拠地の宝塚にある宝塚大劇場まで行けば、「宝塚歌劇の殿堂」があるのでもっとたくさんのお衣裳が見学できます

けれど東京住みとしてはそうそう遠征ばかりしていられないので、この日比谷シャンテのステージ衣裳コレクションがあるのがありがたいです

 

ご覧のとおり、エスカレーター脇のちょっとしたスペースに展示されているので、入場料などは要りません

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場所は東京宝塚劇場向かい、日比谷シャンテ2階です。シャンテないにはエスカレーターが二箇所あるのですが、劇場寄りのエスカレーターに毎回展示されています

 

観劇の際には、是非見てみてくださいね

 

 

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東京宝塚劇場でキャンセル待ちをしてみた「凱旋門/Gato Bonito!!」

 

いつもは当日券で、お立ち見専科なわたくし。でも友人からキャンセル待ちで出た席でダイモンにタッチした!とかいうのを聞いて、そんな良席神席が出るなら…!!

キャンセル待ちなるものに挑戦してみたく、「キャンセル待ち整理券」を窓口でもらうことにしました

 

当日券の買い方はこちら

 

 

キャン待ち初チャレンジ!火曜日18時半

7月31日火曜日。雪組「凱旋門」「Gato Bonito」初日の幕が金曜日に開け、週明け最初の18時半公演

ふつう18時半公演は他の公演に比べて狙い目なので、キャンセルが出やすいかと予想し窓口に「キャンセル待ち整理券」を貰いに行きます

 

当日券を買う時と同じ要領で、10時の当日券販売開始時に当日券ではなく「キャンセル待ち整理券」を貰うことができます

しかしこの日は所用があって、窓口に行ったのは11時半過ぎ

整理券番号はNo.6でした。これはキャンセルが出た場合、6番目に買う権利があるということです

さてさて結果はいかに…!

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チケットカウンターの窓口には開演の20分前に集合します。今回は18時半公演でしたので、18時10分にポスター前に集まりました

程なく劇場のスタッフさんが誘導して順番に並ばせてくれます

キャンセルのチケットが出た場合、開演15分前の18時15分に販売開始となります

No.4番、No.5番の方はいらっしゃいませんでした

ということは私は実質4番目です。出るか…?

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 18時15分

「本日のキャンセル待ちは3枚となっております」

……ちーん。わたしの前で終わってしまいました。玉砕

 

お姉さんが前の方まで見せて回っていた座席表では、S席の10列センター(ぽい)席と、15列サブセンター通路席2席が出ていたようでした

 

うーん、私も欲しい!!

今度は販売開始時に行ってみることに

 

キャン待ち2度目の挑戦、木曜日18時半

 

リベンジ木曜日。11公演は貸切、18時半が通常公演なので、18時半を狙うことになります

6時半に行って、10番目くらいに並べました。今日は人が少ない…?

販売開始時(10時)でも30人はいません。座席券42枚と立ち見券49枚、計91枚なので、並んでいるのがそれ以下!こんな時はチャンスです

キャンセル待ち整理券をもらってから、また列の最後尾に並び直しました

キャンセルが出なかった時の保険に立ち見券を購入します

もし買いたい席がキャンセルで出たら、この立ち見券の1500円は無駄になってしまいますが、観られないという事態は避けられます

ふっふっふこれで完璧

キャンセル待ち券は2番。今度こそ…

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18時10分。もう勝手知ったるキャンセル待ち。チケットカウンター前に集まります。今日キャンセル待ちしていたのは5人程度でした

やはり当日券に並ぶ列が少ない時は、キャンセル待ち整理券を貰いにくる人も少ないのでしょう

 

18時15分。販売開始です

結果は、15列下手通路サブセンターが2枚、2階センターブロックが2枚、キャンセル待ちが出でました!

 

で、買いませんでした…。

贅沢でしょうか?や、でもS席8800円、臨時出費するならもうちょい前方席がいい。。

 

ちなみに「Gato Bonito!!」でダイモンとタッチしたかったら、下手通路はおすすめです

下手の後ろ扉から登場して、下手通路を後ろから通られ(両脇の通路席ほぼ全員タッチ☆)、銀橋前でアドリブを披露(いつも最高に素敵すぎて笑える)、今度は前から上手通路に出て行って8列目くらいまで進んで戻って行かれます

 

でも私の狙いは10列以内です

またチャレンジ、ということで今日は立ち見で見ることにしました

公演によっては開演直前まで立ち見が余っていることもあるのですが、今回はそこそこ人気公演

開演15分前では当日券は完売していたので、「キャンセル待ち整理券」を貰った後に立ち見券を購入しておいて、正解でした

うーん、でも前方席で観てみたいなあ。。

 

キャン待ち3度目の正直、金曜日13時半

 

今日は13時半が1回の公演の日です

今度は張り切って5時頃に行きました。さすがに並んでいるのは5人くらい

前回も前々回も、キャンセルが出たので、今回も出る事を期待です

何回か経験している人によると、「天は赤い河のほとり」や「ポーの一族」では全く出ない日もあったとか

凱旋門は名作(?)だけど、漫画原作作品ほどの盛り上がりはないのでしょう

ところで1回公演の日の方が並んでいる人は多く、人気の様です。10時に買って、13時半には観られる方が時間を有効に使えますものね

18時半まで待たなければならないのは、けっこう大変だから避ける人が多いという事なのかも

当日券座席42枚と立ち見49枚合わせて91枚ですが、スタッフさんに確認したところ96人列に並んでいたので、並び直して立ち見券をGetしておくことはできません

潔く、キャンセル待ち整理券だけもらいます。1番をゲット!

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チケットカウンター前13時10分。いつもの様に劇場のスタッフさんがやって着て整理券順通りに呼ばれ、4番窓口に並びます

 

13時15分

キャンセルが出たのは8列上手通路2席、15列下手通路2席(両方サブセンター)

15列下手通路は今までキャンセル待ちした3回とも出ていたから、おそらく関係者席でしょう。毎回キャンセル出るなら、今回の雪組のショーは演出上、特においしいです!

 

今度こそ、チケット購入!

 

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8列通路です。感無量…

ダイモン@ガートボニートにタッチ席です

演技中のダイモンに自分からはタッチに行けないので、手を出して待っているとそっとタッチしてもらえました。しあわせ!

黒いもこもこに包まれた肉球… (笑)

 

別にダイモンのめっちゃファンじゃないのに、嬉しいのは不思議です

嬉しいというか、もはやありがたい。舞台上の役者は人であって人ならざる者…精霊というか神々しいナニか、なんだと思います

ま、舞台上の役者というか、最高に美しい客席の猫さんですけど

 

実際にキャンセル待ちして気づいたポイントまとめ

 

  • 自分の後ろに並んでいる人がいない場合、キャンセル待ち整理券を貰ってかつ立ち見券を購入することも可能
  • キャンセル待ち整理券は10枚まで出るが、実際にキャンセルが出るのは4枚前後の様子
  • 手に入れた整理券番号が4番以降でも、自分より前の番号で集合時間に来ない方もいる。買える順番は早まる可能性があるので、あきらめないのが吉
  • 必ず出ていたのは、15列下手通路28番29番(関係者席?)

 

当日券とは違って出るか出ないかドキドキなキャンセル待ち

チャレンジしてみたら前売りでチケット確保できなかった人でも、一発逆転(?)できるかも

気に入らなければ買わなくてよいので、一度「キャンセル待ち整理券」を貰ってみても損はないと思います

幸運を祈ります!

 

 

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『ANOTHER WORLD/Killer Rouge(キラー ルージュ)』東京公演初日のカーテンコールご挨拶

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『ANOTHER WORLD/Killer Rouge(キラー ルージュ)』東京公演初日を観て参りました!

 

 

カーテンコールご挨拶

※不完全な海馬ゆえ、正確ではありません。ご了承ください

 

柚長のごあいさつ

いつものとおり、作品の説明時

柚長:〜個性あふれる星組のメンバーのために、齋藤吉正先生が…

客席:うっすらざわざわ、笑

柚長:(客席の笑いを察して)ええ、個性あふれるメンバーでございます

客席:笑

 

柚長のごあいさつ内容で笑う客席。めずらしかったです

 

1回目

紅:アナザーワールド上方言葉、江戸言葉、軽妙なお芝居をしております

ご覧になったからお分かりかと思いますが…

客席:笑

紅:ショー「キラールージュ」は参加型でございます

紅:専科より汝鳥伶さん、華形ひかるさんの多大なご助力を得てまして公演して参ります

千秋楽まで応援のほどよろしくお願いいたします

 

2回目

紅:突然ですが、ワールドカップ、日本が勝ちましたね

客席:拍手

紅:こちらのアナザーワールドも負けずに頑張ってまいります

客席:笑

紅:本日は本当にありがとうございました

 

3回目

紅:誰もが必ず通るアナザーワールド。

客席:笑

紅:あわてず、急がず、ゆっくりゆっくり遠回りして生きてゆきましょう

客席:笑

紅:本日は本当にありがとうございました

 

4回目

客席はスタンドアップ

紅:今日は晴れてますが、梅雨のジメジメ、吹き飛ばすにはアナザーワールドとキラールージュ、皆さまぜひ何度でも劇場に足をお運びください

客席:笑

紅:本日は本当にありがとうございました

 

以上、震災の影をみじんも感じさせない、星組の公演後の紅ゆずるさんのご挨拶でした

3回目のカテコのあとで、拍手が途切れそうになりましたが、さすがに客席も熱い星組4回しっかりやって幕でした

ショーの間もヒューヒュー二階から鳴っていて、ちえさん時代のオラオラの星組ショーが復活した感があります

最近、うつくしいうつくしいレビューばかり続いてましたから、ようやく本来の(?)星組が劇場で暴れている感があって、楽しかったです!

 

お芝居の感想はまた後日

 

以上です

ありがとうございました!

 

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